遺産分割協議でよくある「困った!」
こんな心当たりはありませんか?
- ・遺言書がなく、みんなが好き勝手を言い出す
- ・長男が家督相続を持ち出して譲らない
- ・相続人が多くて話し合いがつかない
- ・遺産分割後に遺言書が見つかった
- ・遺産の総額がわからない
どうすればモメずに遺産を分けられるの?
まずは、亡くなられた方の意思を尊重しましょう
遺言書がある場合は、原則、その内容が法律で定められた分配より優先されます。ない場合は、相続人同士の話し合いになりますが、その場合もできるだけ故人の意思を尊重してあげましょう。
借金返済、お墓の継承、扶養・介護の分担も決めておきましょう
遺産には、借金のようにマイナスのものも含まれます。お墓や仏壇の維持管理、扶養や介護の必要が生じることもあります。
配分を決めるに当たっては、先々のことまで考えることが大切です。
早い段階で弁護士を協議に加えましょう
遺産分割協議がまとまらないと裁判になります。 事前にもめそうだと思ったら、早い段階から弁護士に相談されることをお薦めします。
弁護士が加われば争いが防げ、納得のいく結論が早く導き出せます。
相談だけでもお気軽に専門家へ
遺産相続の手続きにはタイムリミットがあります。こじれるケースの多くは、専門家を入れない相続人だけの遺産分割協議です。
疑問な点があれば、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
協議は長くても3回と考えましょう
遺産分割協議を当事者だけで行なって3回以上話し合ってもまとまらなければ弁護士の選任や家庭裁判所への調停申し立てをお考えください。
3回を超えたら、「みお」にご相談ください!
こうなると裁判にまで発展
- 当人同士の話し合いによる遺産分割協議
- 各自が好き勝手を言い出となかなか結論が出ません。複雑な家族関係の場合は、個人的な感情も加わって口論になってしまうこともあります。
まとまらないと - 弁護士を含めた遺産分割協議
- 法律の専門家が加わることでミスや争いが防げ、法的に有効な協議結果がより早く導き出せます。複雑な手続きや交渉も任せられます。
成立しないと - 家庭裁判所での調停(弁護士を立てて審判)
- 全員の同意が得られない場合は、家裁に調停を申し立てます。それでも合意できなければ、弁護士を立てて審判を申し立てることになります。
不備があったら大変!遺産分割協議書の訂正は困難です。
いったん作成した「遺産分割協議書」は、不備があっても簡単には修正できません。うっかりミスによる記載が、後になって思わぬ利害のトラブルを生むこともあります。