ご相談事例

遺言書を発見したらどうすれば良い?

母を亡くしたAさんが、母の部屋の後片付けをすることにしました。本棚を整理していると、本の間に挟まった遺言書が出てきました。遺言書を見つけた場合は、どのように対処したら良いのでしょうか?

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遺言書が見つかったときの対応策

大切な人を亡くした後に、その人の思いが詰まった遺言書を発見したら、すぐにでも開封したくなる気持ちになるのは理解できます。しかし、それをしてしまうことで、後で困ったトラブルを引き起こしてしまうことになりかねません。

遺言書を発見したら、まずは保管。次に家庭裁判所で手続きを行ってください。それらについての具体的な注意点と方法について解説していきます。

遺言書を発見したときの注意点

被相続人の遺言書を発見したら、まずは適切に保管する方法を考えましょう。汚したり、破ったり、無くしたりしてはいけませんので、できれば金庫のようなもので保管してください。

また、自分だけが隠し持っていたりするようなことをしてはいけませんので、他の相続人にも見つかったことは伝えておくべきでしょう。

そして大切なのは、勝手に開封したりしてはいけないということです。たとえ誰かがそばにいたとしても、一緒に遺言書を確認するようなことはやめましょう。開封してはいけない理由については、次にご説明します。

「検認」「開封」の手続きをする

遺言書を発見した場合、その遺言書を家庭裁判所に持参して「検認」の手続きをしなければなりません。

検認とは、遺言書が被相続人によって作成された本物の遺言書であるかどうかを調べたり、偽造されることを防止するために行われる手続きのことをいいます。ここで勘違いをしてはいけないのは、検認手続きは、遺言書の内容が有効であるかどうかを判断したり、有効性を保証するための手続きではないということです。

検認の手続きの約1ヶ月後には、家庭裁判所で「開封」の手続きがあります。相続人の前で遺言書が開封され、遺言書の内容が明らかになるのです。

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